男性の性感染症
女性の方で、性感染症の疑いがある場合は婦人科を受診なさってください。
性感染症はクラミジアやカンジタといった性行為によって感染する病気の総称で、別名STDと呼ばれています。現在の日本では、20代・30代を中心に約600万人の患者いるといわれており、原因はオーラルセックスとされています。
性交渉をしなければ性感染症にはかからないという誤った認識から、適切な予防をしないまま感染してしまうケースが少なくありません。性感染症の正しい知識を持ち、必要な場合には性病科や泌尿器科の医師に相談しましょう。
性感染症の種類と症状
各性感染症の症状をご紹介いたします。
クラミジア
尿から白っぽい膿が出る・排尿痛、尿道のかゆみ・不快感(1〜3週間で発症)
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淋菌感染症
尿から白っぽい膿が出る・排尿痛、尿道のかゆみ・不快感(2〜7日で発症)
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梅毒
第1期:性器に無痛で、膿の出る塊(しこり)ができる
第2期:バラ疹とよばれるピンク色のブツブツが出る
尖圭コンジローマ
性器や肛門周辺のイボ・しこり・かゆみがある
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性器ヘルペス
性器に赤いブツブツや水ぶくれができる
性器ヘルペスの詳細はこちら
カンジダ症
亀頭のかゆみやただれ・軽い痛み
性感染症の予防
性感染症は、病気の種類によってさまざまな症状が現れますが、予防法については共通している部分が多いです。原因としては、オーラルセックスによる感染が増えていますので、日頃から下記の点に注意しましょう。
- セックス前にシャワーを浴びるなど、身体を清潔にする
- 寝具を清潔に保つ
- 歯磨きの際、口内を傷つけないよう注意する
- 不特定多数の相手とセックスをしない
- 必ずコンドームをつける
不安な方は性病検査をおすすめします
性感染症は1回のセックスで感染する確率は30〜50%と言われており、誰がかかってもおかしくない病気です。病気によっては自覚症状が出ないため、気付かないうちに感染してしまっている方も多いです。
大切なパートナーと充実した時間を過ごすためにも、心配な方は一度性病(STD)検査を受けてみてはいかがでしょうか。
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